バハマン月12日、革命勝利への大きな転換点
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バハマン月12日、革命勝利への大きな転換点
1日金曜、イラン暦バハマン月12日は、イランイスラム革命の指導者であったホメイニー師がイランに帰国した歴史的な記念日です。
40年前の今日、祖国を追放されていたホメイニー師は、人々の熱烈な歓迎を受ける中、イランの領土に足を踏み入れました。この日、パフラヴィー政権に対するイラン国民の大きな動きがピークに達し、イスラム革命はバハマン月22日の勝利に向かって前進することになりました。
この革命は現在、勝利から40年近くがたちますが、革命の価値やその理念からわずかたりとも後退していません。
過去40年の業績を見てみると、イランのイスラム体制が誇り高く、ハードな戦争からソフトな戦争まで多くの陰謀に立ち向かってきたことがわかります。
政治専門家のスミス氏はこのように述べています。
「我々はイランが当初から制裁を受けながらも38年たった今も力強く前進しているのを目にしている。私はイランが最新鋭の巨大なミサイルレーダーシステムを製造しているのを知っている。これは制裁を受けていない多くの国がなしえなかったことだった。イランは様々な分野で自国の増強に集中し、その結果を得た。現在イランは安定しており、地域諸国は必ず地域の決定においてイランの意見を考慮している」
今年もイスラム革命の41回目の春が始まろうとしています。こうした中イランはあらゆる分野で、脅迫に対して力強く抵抗し、決然と歩みを進めています。
イスラム共和制の敵は、ここ数年、様々な陰謀を実行することで、イランを孤立させ、人々の革命への希望を奪おうとしてきましたが、こうした多くの動きにもかかわらず、革命とイスラム共和制の柱にダメージを与えることはできませんでした。
イラン国民の覇権主義国に対する抵抗は、イスラム革命の能力を明らかにし、世界に、イランは革命的、宗教的な価値に基づいた体制として、確かな歩みを持ってその目的に向かって進んでいることを示しました。このため、アメリカはあらゆる分野でのイランの発展や力を目にすることで、その苛立ちをこれまで以上にあらわにしています。アメリカを中心とする西側の対イラン経済制裁は、現在消極的なものに変わっています。アメリカはイランに対する一連の動きの中で、絶えず、イランを脅威に見せようとしています。
現在も、アメリカのトランプ大統領は、以前の失敗を繰り返そうとしています。
イランの敵の誤った行為により、彼らはイランに対する敵対において長い道を歩むことになっています。しかしながらこうした動きは、イラン国民の偉大さや栄誉を増し、イラン国民の敵ですらもこうした事実を認めるほどになっています。イランのイスラム体制は、あらゆる分野で、一国民が栄誉、アイデンティティ、安全保障、利益を手にしようとするのであれば、そのためには抵抗と献身と自負心が必要だということを行動で示しました。イスラム革命の「夜明けの10日間」はこうした世界的なメッセージを伴っているのです。
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