最高指導者が見るアメリカの政策の本質(音声)
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イランイスラム革命最高指導者のハーメネイー師が、「イランの人々は、イスラム革命記念日のデモで、アメリカの脅迫に対して回答を与えるだろう」と強調しました。
(last modified 2025-10-27T01:35:03+00:00 )
2月 08, 2017 16:50 Asia/Tokyo

イランイスラム革命最高指導者のハーメネイー師が、「イランの人々は、イスラム革命記念日のデモで、アメリカの脅迫に対して回答を与えるだろう」と強調しました。

ハーメネイー師は、7日火曜朝、空軍の関係者や司令官と会談しました。

「アメリカのトランプ新大統領は、その言動により、アメリカの支配体制の全面的な腐敗について語ってきたイスラム体制の38年間の言葉が正しかったことを世論に明らかにした。イラン国民はバフマン月22日、彼の行動や脅迫に回答する」

この会談で、最高指導者は体制の原則やイスラムの主権に対して反対している人々に対して希望を持ったり、信頼を寄せることは大きな危険をはらむということを再度表明しました。

最高指導者は、アメリカの新大統領が、「イラン人は私を畏れるべきだ」と述べたことについて触れ、「イランは脅迫を畏れない」と強調しました。また、「イランはオバマ政権に感謝すべきだ」としたアメリカの新大統領の発言について、このように述べています。

「我々はその政府に決して感謝することはない。なぜなら彼らはイラン国民とイスラム体制を麻痺させるために厳しい制裁を科したからだ。とはいえこうした目的は実現されず、他のどんな敵も、この偉大な国民を麻痺させることはできないだろう」

最高指導者は次のように語っています。

「なぜアメリカの前政権に感謝しなければならないのだろうか?それはイランに対する制裁のためか?ISISを創設したためか?シリアやイラクで戦争を広めたためか?それとも個人的な書簡の中で敬意や協力を表明しながら、2009年の大統領選挙後の暴動を明らかに支持したためか?」

最高指導者はさらに、このように語っています。

「それは鉄のかぎ爪を持ちながら、ビロードの手袋をはめていたアメリカの前政権と同じである」

イラン国民は、イスラム革命の勝利から40年近く、決してアメリカの誠実な行動を期待してきませんでした。オバマ、あるいは他のアメリカの大統領のイランに対する行動に違いがあると考えるのは間違っており、こうした発言はアメリカの本質を知らないことの表れとなるのみです。

トランプ大統領は、イランに対する発言により、アメリカとイランの過去と現在を真に理解していないことを示しました。オバマ前大統領がビロードの手袋の下に鉄拳を隠しながら、変革を訴えたときも、イランは決してそれに騙されることはありませんでした。

ブッシュ元大統領の敵対政策によっても、イランに対して多くの非難が提起されました。オバマ前大統領も、「チェンジ」のスローガンによってホワイトハウス入りしましたが、アメリカがイランに対して多くの過ちを犯してきたこと、1953年のイランのモサッデグ合法政権に対するクーデターに関与していたこと、イランイラク戦争でイラクのサッダームフセイン政権を支持していたことを認めるに留まりました。オバマ前大統領は、核合意に署名しようとしたとき、「可能であれば、イランの核活動を停止させていた」と語りました。しかし最終的には、核合意に署名しました。

政治アナリストのキャラミー氏は次のように語っています。

「トランプ大統領は恐らく、核合意をはじめとする一部の問題に対して異なるアプローチをとろうとしていいるが、そのようなアプローチには当然、対価がつく。イランから見れば、トランプ大統領のアメリカが、過去38年のアメリカと変わらないことは明らかだ。アメリカは、イランに対する敵対以外のことを行ってこなかった。共和党と民主党のどちらが権力を握ったとしても、彼らはイランに敵対した。そのため、イランに対するアメリカの目的や政策の本質を見ると、イラン国民にとっては、オバマ大統領とトランプ大統領の間に違いはない。イランは、アメリカでどの政権が権力を握ろうとも、自分たちの原則的な政策を継続している」