ザリーフ外相のミュンヘンでの会談の議題、核合意、地域・国際問題
(last modified Sun, 19 Feb 2017 10:30:38 GMT )
2月 19, 2017 19:30 Asia/Tokyo
  • ザリーフ外相のミュンヘンでの会談の議題、核合意、地域・国際問題

核合意の最新の実施状況、二国間、地域、国際問題が、この2日間、イランのザリーフ外務大臣がミュンヘン安全保障会議の傍らで行った協議の中心議題となりました。

ザリーフ外相は、この会議に出席した各国の代表や高官との会談で、「イランは、核合意をはじめとするすべての国際的な取り決めを遵守しており、現在の状況を注意深く観察している」と語りました。

また、EUやヨーロッパ諸国に対し、イラン恐怖症の拡大、地域や世界における偽りの恐怖の扇動、疑惑の拡散に対抗するよう求めました。

各国の高官、国際機関の代表も、この会談で、核合意の重要性や支持、イランによる取り決めの完全な遵守、地域や世界の安定への核合意の影響、全ての関係国の核合意の完全な遵守の必要性、イランとの二国間関係の拡大を強調しました。

この他、シリアやイエメンをはじめとする地域の情勢変化、地域の平和と安定を維持、強化するための協力の拡大、テロ対策が、ザリーフ外相のミュンヘン安全保障会議の傍らでの協議の議題となりました。

ザリーフ外相はこれまで、この会議の傍らで、ロシア、フランス、イギリス、スペイン、イタリア、ノルウェー、トルコの外相、EUのモゲリーニ上級代表、IAEAの天野事務局長、国連事務総長、スロベニア大統領、ドイツ外交政策委員会委員長、アフガニスタン大統領、イラク首相、レバノン、パキスタン、シンガポールの国防大臣と会談しました。

ザリーフ外相は、今月17日、ミュンヘン安全保障会議に出席するため、ドイツ入りしました。