トルコ外相、「イランの支援を忘れない」
3月 01, 2017 17:20 Asia/Tokyo
トルコのチャブシオール外務大臣が、トルコとイランの関係は兄弟のようなものだとして、「トルコは決して、昨年7月15日のクーデター未遂事件におけるイランの支援を忘れない」と語りました。
チャブシオール外務大臣は1日水曜、パキスタン・イスラマバードで行われたECO・経済協力機構の会合の傍ら、イルナー通信のインタビューに応じ、「イランのザリーフ外務大臣は、トルコのクーデター未遂事件が発生した夜から朝まで、4回に渡り私に連絡を取っており、トルコは常にこの貴重な配慮に感謝することになる」と語りました。
また、イランとトルコは地域の様々な問題で共通の見解を有しており、関係強化のためによりいっそうの話し合いを必要としていると述べました。
さらに、「今回の経済協力機構の会合の傍ら、イランとトルコの大統領が会談を行う」としました。
チャブシオール大臣は、シリア情勢について、「トルコとイランはシリアの停戦と政治的な方法による危機の解決、差別のない人道支援の提供に関して、共通の見解を有している」と語りました。