2月 29, 2016 19:47 Asia/Tokyo
  • イラン環境庁、イランと日本の技術協力の拡大を要請

イランのエブテカール副大統領兼環境庁長官が、イランと日本の技術・教育協力の拡大を要請しました。

イルナー通信によりますと、エブテカール環境庁長官は、28日日曜、日本環境省の小林正明地球環境審議官と会談し、「両国の間の技術・教育協力の拡大と環境分野での能力の向上は、イランにとって非常に重要だ」と語りました。

さらに、「日本は砂塵の抑制、グリーンエコノミーの拡大、温室効果ガスの減少といった地域のプロジェクトに向け、イランの環境基金に参加することができる」としました。

エブテカール長官は、「温室効果ガスの排出を減らすことは、エネルギー消費の合理化、新エネルギーの利用、運輸といった分野で多くの影響をもたらす。このためイランもこれに関して国際的な責任者として、他の国と協調したい」としました。

さらに、「気候変動の影響への対策、こうした新たな状況への適合に向けたイランの最重要政策のひとつは、国全体の農業や灌漑のモデルの改善だ」としました。

小林審議官も、この会談で、「日本は学術や環境の分野でイランと協力する用意がある」と述べました。

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