イラン大統領、「代理戦争の目的は、イスラム世界の統一を損なうことにある」
4月 28, 2017 19:17 Asia/Tokyo
イランのローハーニー大統領がパキスタン首相へのメッセージの中で、「一部の国は、代理戦争によってイスラム世界の統一を標的にし、テロを支援することで、地域の人々の成長と発展を妨げ、暴力、情勢不安、貧困、遅れをもたらそうとしている」と強調しました。
ローハーニー大統領は、27日木曜夜、イラン南東部のパキスタンとの国境地域でのイラン国境警備隊員の殉教を受け、パキスタンのシャリフ首相にメッセージを送り、「パキスタン政府の約束にも拘わらず、今もパキスタンからイランに対してテロ組織による攻撃が繰り返されている」としました。
また、パキスタン首相に対し、イランとの関係の維持と向上に取り組むよう求め、今回のテロの実行犯への正当な対応を求めました。
26日水曜夜、イラン南東部スィースターン・バルーチェスターン州の国境地帯で、イランの国境警備隊員がパトロール中にテロ攻撃を受けて殉教しました。