イラン大統領選挙の候補者が経済、雇用に関する立場を表明
イラン次期大統領選の候補が、選挙活動の中で、経済、雇用、人々の生活に関する立場を表明しました。
イランのローハーニー大統領は、テヘランで1日月曜に行われたメーデーの式典の中で、最悪の不安は、雇用の不安定だとして、「労働者の福祉と将来の保証にむけて全力を尽くす」と語りました。
また、職業選択の自由と雇用状況の整備が優先事項だとして、「イランの発展と栄光の道を歩まなければならない。現在イランの労働者の成果が世界各国に輸出されているからだ」としました。
ミールサリーム氏も、1日月曜、テヘランの南にあるゴムで、国内における密輸や汚職への対策を強調しました。
また、密輸はイラン経済が不況に陥る最も重要な要因だとして、イランの製造業者への支援により、世界各国と競争することができ、また国内の需要を満たすとともに、イランの製品を国外に輸出できるとしました。
ジャハーンギーリー第1副大統領も、1日、ツイッターで、イラン経済は軌道に乗っており、加速する用意ができているとしました。
ライースィー師も、1日、IRIBの選挙番組の収録の後、年間100万人分の雇用の創出は、計画の一部だとして、年間150万人までに拡大できると述べました。
ハーシェミータバー氏も、1日、IRIB通信とのインタビューで、汚職とその対策方法について、「はじめに体制責任者が清廉、かつ汚職に対して敏感でなければならない」と語りました。
また、天然資源をそのまま売却することについて、原料売りはどんな分野でも好ましくなく、原料を製品に変えて輸出するために、十分な技術と資本を持つべきだとしました。
ガーリーバーフ・テヘラン市長も、1日、IRIBでのテレビ番組の収録の傍らで、「失業問題と雇用問題は、今日のイランにとって最も重要な問題であり、当然ながら、次期政権は全力でこの問題に取り組むべきだ」と語りました。
イラン大統領選は、今月19日に行われます。