イラン大統領選挙、6人の候補者による選挙活動
イラン大統領選挙に出馬している6人の選挙活動が続けられています。
イラン大統領選挙は5月19日に実施されます。
ローハーニー現大統領は、3日水曜、テレビ番組で、国民の生活と若者の雇用が次期政府の中心的な取り組みになるとしました。
さらに、今後の政策を説明する中で、パレスチナ人と抵抗勢力への支援、シオニスト政権イスラエルの中東における行動への抵抗、テロとの戦い、イラン恐怖症への対策、近隣諸国や地域、世界との、国益に基づいた建設的な協力、国家の統一の維持、すべての民族や宗派の尊重を強調しました。
ジャハーンギーリー現副大統領も、2日、テレビ番組で、女性の権利と尊厳の保護、技術の開発と輸出の拡大、世界との活発な経済外交の継続、外交関係の拡大、外国投資の誘致、観光の振興、運輸事業の拡大、環境問題への注目を、次期政府の優先的な取り組みとして挙げました。
ライースィー・サーダート師は、2日、イラン西部ケルマーンシャーの人々を前に、「人材や資源を活用し、外国の希望を断ち切るための真剣な意志により、社会の失業問題を解決することができる」と語りました。
ガーリーバーフ・テヘラン市長は、「イランは石油・天然ガス、人材、地理や気候といった点で恵まれた国であり、国家を運営する上で、これらの可能性を正しく活用すべきだ」と述べました。
ハーシェミータバー氏は、IRIB通信のインタビューで、起業文化を強調し、「労働の文化をイランに広め、企業家を支援、奨励すべきだ。起業はさまざまな部門への投資や人材の誘致、生産の拡大につながる」と語りました。
ミールサリーム氏も、2日、テヘランのイマームサーデグ大学の学生たちを前に、「国家の問題を解決するためには、国民の監視と参加以外の道はない。国民の参加とは、デモに参加することだけでなく、国民があらゆる活動で役割を果たし、学術機関や専門的な機関に価値を与えることだ」と述べました。