イラン大統領選挙、それぞれの候補者が選挙活動を継続
(last modified Thu, 04 May 2017 08:07:49 GMT )
May 04, 2017 17:07 Asia/Tokyo
  • イラン大統領選挙、それぞれの候補者が選挙活動を継続

イラン大統領選挙の候補者らが、3日水曜の選挙活動の中で、それぞれの計画を国民に明らかにしています。

イラン大統領選挙は今月19日に実施されます。

ローハーニー現大統領は、「イランの革命をよりよい方向へと導くことができるのは、知性、忍耐、高潔さだ」と語りました。

また、弱者への対応、環境問題の解決、砂塵対策、海運産業の改革と発展、汚職対策、核活動、経済状況、地域や世界の安全保障問題について自身の見解を説明しました。

ガーリーバーフ・テヘラン市長も、テレビのインタビューで、「イランは豊かな国であり、専門的な若い人材を有している。彼らは最新の知識を利用し、国家を成長と発展に導くことができる」と語りました。

さらに、世界各国との協力方法、外交政策、抵抗経済、核合意、金融問題、失業、経済危機、民間部門の可能性の活用に関する自身の計画を明らかにしました。

ジャハーンギーリー第一副大統領は、IRIBのスポーツラジオの番組収録後、弱者への配慮は、イスラム体制の最も重要な理念の一つだとしました。

また、バーチャル空間の利用、双方向の対話の機会の設定、弱者の能力の向上、経済停滞の脱出といった問題を取り上げました。

ミールサリーム氏は、イラン西部イーラーム州の選挙に関する会合で、国家の問題の解決法は、さまざまな活動を国民に委ねることだとし、「ナレッジベースの管理に基づく生産と雇用に関する活動や計画は実を結ぶだろう」と語りました。

ライースィー師は、イラン西部ホッラムアーバードでの選挙活動の中で、外国に国内の問題の解決を期待するのは誤っているとし、経済状況の改善、失業、貧困、汚職への対策を計画に挙げました。

ライースィー師は、「国家の経済サイクルが力強く回転すれば、国民は変化を感じるだろう」と述べました。

ハーシェミータバー氏も、IRIBのインタビューで、抵抗経済の優先は、観光をはじめとするさまざまな産業への投資だとしました。