イラン原子力庁、「ＩＡＥＡの報告の全ては、イランの核合意遵守を証明」

イラン原子力庁のキャマールヴァンディ報道官が、「イランと６カ国による核合意の成立後に出されたＩＡＥＡ・国際原子力機関の報告は全て、イランがこの合意を完全に実行していることを示している」と語りました。

イスナー通信によりますと、キャマールヴァンディ報道官は、テヘランでノルウェーの外相代理と会談し、「核合意は、その全ての署名国による完全な実施を必要とする」と述べています。

一方、ノルウェーの外相代理もこの会談で、核合意の全ての関係国が自らの取り決めを守る義務があるとし、「ノルウェーは、経済、工業、農業そして原子力産業といった全ての分野においてイランと協力する用意がある」としました。

国連安保理常任理事国にドイツを加えた６カ国とイランは、２０１５年７月１４日に、イランの核計画に関する合意を締結し、これは２０１６年１月１６日から実施されています。