イラン外務省報道官、「サウジは、イエメン攻撃により大罪を犯した」
イラン外務省のガーセミー報道官が、「サウジアラビアは、イエメン攻撃により大きな罪を犯した」と語りました。
ガーセミー報道官は、ロンドン発行のアラビア語の刊行物アルアラビーオウジャディードのインタビューで、2015年3月から開始されたサウジアラビアのイエメン攻撃に触れ、「イエメン人は、多数の兵器を持っているが、サウジアラビアはこのことに注目せず、短期間で全てが自分たちの有利になって終結すると思い込んでいた」と述べています。
また、イランがイエメンに兵器を供与しているという噂を否定し、「一部の国は、イランがイエメンに武器を密輸しているとの疑いをかけているが、イランはイエメン戦争に軍事、資金面での支援を行っておらず、そもそもイエメンはイランの武器を必要としていない」としました。
さらに、イランとサウジアラビアの関係について、「一部の国はイランを封鎖し、イランを悪者呼ばわりしてイランとの戦争を追求している。イランとサウジアラビアの関係に悪影響を及ぼしたのは、イランに対する空虚な疑いや誤解だった」と語っています。
ガーセミー報道官はまた、「サウジアラビアは、反イラン的な政策やイランへの疑惑をやめるべきだ。そうすれは、イランはサウジとの2者協議に臨む用意がある」と述べました。
さらに、シリア危機についても、「一部の国は、アサド政権を打倒しようとして、自国の国境を開放し、テロ組織を支援していたが、これは失敗に終わった」としています。
ガーセミー報道官は、「これらの国は、シリアの合法的なアサド大統領に代わる人物は存在しないという結論に達した。それは、アサド大統領の不在により、テロ組織ISISと対抗する人物がいないことになるからだ」と語りました。
また、カザフスタン・アスタナでの第4回会合の開催とシリアでの緊張緩和地帯の設置に関する合意について触れ、「この合意は、シリア分割を意味するものではなく、イランはシリア分割に反対であり、このようなことが起こるのを許さない」としています。