イランとルーマニアの外相が記者会見

イランのザリーフ外務大臣が、近い将来、イランとルーマニアの合同経済委員会を開催することを明らかにしました。

イルナー通信によりますと、ザリーフ大臣は、1日火曜、テヘランで、ルーマニアのコマネスク外務大臣との共同記者会見を行い、「イランとルーマニアの合同経済委員会は、12年間遅延していたが、近い将来、ルーマニアで結成され、この会議で、両国の経済協力のロードマップが作成されるだろう」と語りました。

ザリーフ大臣は、1日、ルーマニアの外相も参加し、商工会議所で行われたイランの民間部門の活動家による会議について触れ、「この会議では、経済、政治、大学、科学、技術分野での両国の関係拡大に向けたロードマップが計画されることになった」と述べました。さらに、「この会議ではさらに、過激派とテロとの戦いの枠内での宗教間の対話とその追求の必要性について話し合いが行われた」としました。

一方のルーマニアの外相も、この記者会見で、「ルーマニアはイランとの関係拡大を追求している」とし、「エネルギーと運輸は、両国の経済協力の拡大に向けた重要な基盤に含まれている」としました。

さらに、地域・国際問題がイラン外相との会談の議題だったとし、「両国は様々な分野で協力を行い、それぞれの地域の安定を促すことができる」としました。

ルーマニア外相は、イランの政府関係者と会談するため、高等使節団を率い、テヘラン入りしました。