テヘランのテロ、どこから、何の目的で?
7日水曜、テヘランで複数のテロが発生しました。この他、テロチームのうちのひとつが、テロを行う前に逮捕されました。テロ組織ISISが、これらのテロの犯行声明を発表しました。
イランがテロの標的となったのは、これが初めてのことではありません。イラン国民は、1979年のイスラム革命勝利の当初から、爆弾テロや暗殺など、数々の犯罪を目にしてきました。イラン人に対するテロは、アメリカ、シオニスト政権イスラエル、サウジアラビア、その他の国際テロの支援者による導き、資金、計画により、テロリストを使って行われてきました。この38年にイランでのテロで1万7000人が殉教したことは、これらの犯罪の深さを物語っています。
こうした中、7日、テヘランでは、ISISによる犯罪が起こりました。この現象は、この数年、イランの周辺で見られているものです。西側によって育成されたテロリストは、テヘラン攻撃の中で、犯罪や殺害における自分たちの力を示そうとしました。彼らはイラクやシリアでの敗北や失敗を、別の場所で挽回しようとしています。
現在、地域で犯罪を行っているテロリストは、テロに対する西側のダブルスタンダードの産物であり、そのことは、ISISやアルカイダの出現によって、さらに明らかになっています。アメリカとシオニスト政権は、サウジアラビアを支援し、過激主義を広める計画の中で、地域の情勢不安を煽り、自分たちの悪しき目的を達成しようとしています。
サウジアラビアは、ワッハーブ派のイデオロギーを支援するために世界中で何十億ドルという資金を投じており、この投資が、西アジアでのテログループの結成につながっています。
アメリカのアナリストは、ISISの誕生について、ISISなどのテログループは、西側による西アジアへの干渉とサウジアラビアなどの地域諸国の影響力により、常に支援を受けていたとしています。このアナリストは、「ISISの誕生の理由は明らかである。西側とその同盟国が、ただ鏡を見ればよい」と語っています。
ISISのシンボルは黒です。
イギリスの新聞、デイリーメールは、これについて、「シリアとイラクからイエメンに至る、地域でのサウジアラビアとISISの行動は非常に似通っており、唯一異なるのは、服の色である。ISISのテロリストは黒い服を着ており、サウジアラビアは白いISISだ」と伝えました。
現在、ISISの思想は、サウジアラビアの政府の公式なイデオロギーであるワッハーブ派に由来するものであることを、誰もが知っています。その教令は、世界においてイスラムのイメージを歪め、シリア、イラク、イエメン、その他のイスラム諸国の多数のイスラム教徒を殺害してきました。
一部の政界やメディアは、今回の出来事を、アメリカによる、地域のアラブ諸国を使ったイランへの敵対の新たな幕開けだとしています。これに関する全体的な方針は、特に、リヤドの会合の後、サルマン副皇太子が、イラン国内への情勢不安の移行の必要性に関して発言を行った後に描かれました。7日のテヘランのテロは、これに基づいて解釈することができます。とはいえ、今回のテロは、イランのテロ対策の意志を倍増させるでしょう。イランは今後も、テロの消滅に努め、あらゆるテロとの戦いにおいて、これまで以上に役割を果たしていくでしょう。