イラン国会議長が地域問題についてルーマニア外相と会談

イランのラーリージャーニー国会議長が、政治手段や協議による地域の問題の解決を強調しました。

イルナー通信によりますと、ラーリージャーニー議長は２日水曜、テヘランでルーマニアのコマンネスク大臣と会談し、「地域の危機は、全ての国がその解決のために統一したメカニズムを見出せなければ、より悪化するだろう」と語りました。

ラーリージャーニー議長はまた、イランと６ヶ国の核合意について、「この合意が調印されてからしばらく経つが、イランがこの期間中、全ての取り決めを履行している一方、遺憾なことに、相手側は、その取り決めを完全に履行していない」と述べました。

一方のコマネスク大臣も、イランとの関係の拡大を強調し、「ルーマニアの政府関係者にとって、イランとの経済・通商関係の拡大は非常に重要である」と語りました。

さらに、「地域の情勢不安がヨーロッパ諸国に広がっている」とし、「テロリストを殲滅する唯一の方法は、彼らの資金や武器の調達源を絶つことである」としました。