イランIAEA大使が西側の核政策のダブルスタンダードを批判
6月 16, 2017 16:51 Asia/Tokyo
イランのナジャフィIAEA・国際原子力機関大使が、15日木曜に行われたIAEA定例理事会で、西側の核のダブルスタンダード政策を批判し、シオニスト政権イスラエルの核計画に対する真剣な査察を求めました。
イルナー通信によりますと、ナジャフィ大使はシオニスト政権の核能力の問題が提起された、IAEAの定例理事会で、シオニスト政権の核兵器計画が非同盟諸国から強く非難されたことに触れるとともに、IAEAに対して、この問題に真剣に対処するよう求めました。
ナジャフィ大使はまた、シオニスト政権の核計画は地域諸国の国民と国際社会の深刻な懸念を招いているとしました。
さらに、これに関する西側のダブルスタンダードと政治化を強く批判し、シオニスト政権に対する核物質の移送や核協力を全面的かつ完全に禁止するよう求めました。
ナジャフィ大使は地域の安全や、NPT核兵器不拡散条約の有効性に対する、シオニスト政権の核計画の悪影響について警告を発しました。
また、シオニスト政権は長年、NPTに加盟するよう呼びかける国際社会の要請を無視し、明らかな形で国際法規に違反することで、軍事的核計画の推進を続けてきたとしました。
IAEA定例理事会は、12日月曜から始まり、16日金曜に終了します。
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