イランによるあらゆる脅威への対抗の強調
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今月7日のテヘランのテロは、一部の政治専門家によって、イランの安全保障を脅かすための新たな動きと分析されています。
(last modified 2025-10-27T01:35:03+00:00 )
6月 21, 2017 13:02 Asia/Tokyo
  • イランによるあらゆる脅威への対抗の強調

今月7日のテヘランのテロは、一部の政治専門家によって、イランの安全保障を脅かすための新たな動きと分析されています。

テヘランのテロは、2つの点から分析することができます。一つ目は、テロ組織ISISがこの事件の犯行を認めたことで、それは、イラン国内、それも首都の情勢を混乱させることは、サウジアラビアの一部の政府高官がひとつの選択肢として提起していたように、実現可能な目標であることを示そうとしたことです。そして、より重要なもうひとつの点は、このテロに対するイランの反応が試され、より高いレベルの脅威に対して、イランがどのような反応を示すかの試金石になったことです。

実際、第一の点は、イランの安全保障に対する挑戦と見なされ、その結果はテヘランでの2つの同時テロの発生でした。この出来事は、イランの周辺で起こっている多くのテロやその他の何百というテロと同様、一般の市民を狙ったものでした。しかし、このテロの計画者の最大の目的は、二つ目の点、つまり、このテロに対するイランの反応を確かめることにあったと考えるべきでしょう。イスラム革命防衛隊は、その責務に基づき、18日日曜夜、シリア東部のデリゾールにあるISISの司令部に対して6発の地対地中距離ミサイルを発射しました。この回答は、この出来事そのもの以上に大きな反応を呼び、多くの政界や軍関係者を驚かせました。

イランのデフガーン国防軍需大臣は、20日火曜、テヘランで記者会見し、シリアのテロリストの拠点に対するイランのミサイル攻撃に触れ、次のように語りました。

 

「今回披露されたほんの一部分は、イランのミサイル能力を示すものでありうる」

 

デフガーン大臣はさらにこのように続けています。

 

「イランの治安部隊によるシリアのテロリストへの措置は、テヘランのテロの計画者や実行犯へのほんの小さな平手打ちだった」

 

デフガーン大臣はさらに次のように語っています。

 

「制裁がイランの軍事力に影響を及ぼすことはない。イランはあらゆる脅威に対して、可能な限り最も厳しい方法で応じるだろう」

 

言い換えれば、イランの防衛・安全保障政策は、現在、単なる抑止力の域を超えており、イランは敵の消滅とあらゆる場所でのあらゆるレベルの脅威を退けることを強調していると言えます。そのため、最近のISISとその支援者によるテヘランでのテロへのイランの回答は、明確なメッセージを含んでいます。最も重要なメッセージは、イランの体制責任者が、イランの領土、領空、領海、国内の安全保障に最高のレベルで注目している、ということです。

現在、イランの周辺や国際レベルで、通常の戦争やソフトな戦争、電子戦争など、脅威が多様化しているために、安全保障の定義はより幅広い側面を帯びています。そのため、それらの脅威に合わせ、各国の軍事力は、軍備や技術力といった指標に基づいてはかられます。

イランイスラム革命最高指導者のハーメネイー師は、少し前にイランの軍事産業のナレッジベース技術、国産技術を視察した際、防衛力の強化を継続する必要性を強調し、次のように語りました。

 

「良心や道徳をわずかしか持たない理不尽な覇権主義大国によって支配され、他国への侵略や罪のない人々の殺害が平気で行われている世界において、防衛産業を拡大するのは当然のことだ。大国に我々の国の力を実感させない限り、安全は確保されないだろう」

 

安全保障におけるこの重要な点に注目すると、現在イランは、戦闘力の点で、自国の抑止力や軍事力に頼り、国外の、情勢を悪化させる流れに対抗する力を有していると言えます。デフガーン大臣はそのことを強調し、次のように語っています。

 

「今日イランは、あらゆる射程の標的に対して命中率を調整するミサイルを生産できるレベルに達している。この大きな成果は、イランの国民とイスラム体制にとって、敵に対抗する上での決定的な抑止力と見なされ、イランを侵略しようとする国があれば、彼らは後悔するような回答を受けることになるだろう」