イラン国会議長、「イランは、南北朝鮮の和解に向け北朝鮮との関係を利用する意向」

イランのラーリージャーニー国会議長が、韓国訪問を終えるに当り、「イランは、韓国と北朝鮮の関係の強化に向けて、自らの可能性や能力を活用する意向だ」と語りました。

ラーリージャーニー議長は２９日木曜、「軍事措置は、軍事的対立に発展する可能性があるが、そのようなことをせずに、政治的な対話の下地を整えるべきだ」と述べています。

また、「イランの外交政策は、外交問題の平和的な解決をベースとしている」といしました。

ラーリージャーニー議長は、第２回ユーラシア諸国国会議長会合に出席するため、２６日月曜からイラン議員団を率いて韓国を訪問していました。同議長は、２９日にテヘランに向けて韓国・ソウルを出発しました。

３日間の韓国訪問で、ラーリージャーニー議長はユーラシア諸国国会議長会合に出席したほか、パキスタン、フィリピン、アルメニア、ロシア、アゼルバイジャン、チェコの国会議長らと会談しています。