イラン第1副大統領、「イラン経済は安定化の軌道に乗る」
7月 01, 2017 18:30 Asia/Tokyo
イランのジャハーンギーリー第1副大統領が、「イラン政府はインフレを制御し、主な経済指標を安定させることに成功した」と語りました。
IRIB通信によりますと、ジャハーンギーリー副大統領は1日土曜、テヘランで開催された第27回金融・外貨政策年次会合において、「経済指標が再び安定化したことは、金融・経済面での規律と、通貨の適切な管理の結果である」と述べています。
また、「イラン経済は、様々な国との競争力を有するべきであり、経済問題に対応する最も重要な方策は、抵抗経済政策に注目することである」としました。
さらに、イランのタイエブニヤ経済・財政大臣もこの会合で、「今年は、第6次開発計画に基づき、8%の経済成長率や、インフレ率を1桁台に抑えるという目標を達成する必要がある」と語っています。
また、「イランは昨年、長年にわたるインフレ不況の危機から脱出し、インフレを9%に抑えるとともに、経済成長率を12.5%に引き上げることに成功した」と述べました。
そして、イラン中央銀行のセイフ総裁も、「イラン中央銀行は、これまでの4年間にわたり金融・外貨面での安定に向けた政策を実行してきた」としています。
第27回金融・外貨政策年次会合は、「金融の安定、経済発展の下地」とテーマとし、1日土曜テヘランで開幕しました。
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