イラン中部都市ヤズドが、ユネスコ登録
7月 09, 2017 18:50 Asia/Tokyo
イラン中部の古代都市ヤズドが、世界最大の日干しレンガ作りの町の1つとして、ユネスコの世界遺産に登録されました。
イルナー通信によりますと、ポーランドのクラクフで開催されたユネスコの世界遺産委員会の第41回会合で、イランの歴史的な都市ヤズドが世界遺産に指定されました。
ヤズドは、ユネスコに登録されるイランの初の歴史的都市です。
ヤズドで見られる建築様式の一部の特徴として、現地の資材の使用、低いエネルギーの消費、砂漠の厳しい環境との完全な調和などがが挙げられます。
ヤズドは、歴史的な独自性を維持しながら、現代にも依然として生き続けており、市民による社会的生活が継続しています。
ユネスコの世界遺産委員会において、アゼルバイジャン共和国,トルコ、ベトナム、チュニジア,レバノンといった各国の代表が、演説の中で、ヤズド市のユネスコ登録を支持しました。
ユネスコ世界遺産委員会はまた、イラン南西部の古代遺跡シューシュや中部イスファハーンのイマーム広場におけるイランの保護措置を賞賛しました。