地域の一部諸国、タクフィール主義思想を支持
7月 13, 2017 19:50 Asia/Tokyo
イラン外務省のデフガーニー国際安全保障・政治局長が、「一部の地域諸国は、今なお、タクフィール主義思想への政治的な支援や資金援助を続けている」と語っています。
IRIB通信によりますと、デフガーニー局長は、コートジボワールのアビジャンで開催されたイスラム協力機構の外相会合に出席し、「タクフィール主義思想は、地域や世界の過激派とテロの根源だ」と語りました。
また、サウジアラビアが暴力や過激な思想の拡大を支援していることを認めた一部の西側諸国の報告に触れ、「サウジアラビアの政権は、過去50年の間、タクフィール主義思想の生産と再生産に870億ドルを投じてきた」と語りました。
さらに、西側、特にアメリカが、サウジアラビアとの軍事協定の締結やその利益を理由に、サウジアラビアによるタクフィール主義思想への支持を黙認していることを批判しました。
デフガーニー局長は、「アメリカとサウジアラビアがイランに対して根拠のない主張を行っているのは、イランが、イスラムの連帯の強化、弱者への支援、シオニスト政権イスラエルに対するレバノンの抵抗、パレスチナの聖なる理想を支持しているためだ」と強調しました。
イスラム協力機構の外相会合は、今月11日と12日にアビジャンで開催されました。
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