イランとイラク、軍事・防衛協力合意覚書に署名
7月 23, 2017 20:00 Asia/Tokyo
イランとイラクの国防大臣が、テヘランで、軍事・防衛協力合意覚書に調印しました。
イランのデフガーン国防軍需大臣と、イラクのヒヤリ国防大臣は、23日日曜、この合意覚書の中で、さまざまな分野における両国の軍事・防衛協力を強調しました。
この協力合意覚書の内容には、テロや過激派との戦いにおける経験の交換と協力の拡大、国境の安全保障、軍事、技術、教育支援などが含まれています。
デフガーン大臣は、この合意覚書の署名後、記者会見で、「この合意覚書は、両国の関係拡大に向けた今後の協力の枠組みになるだろう」と語りました。
さらに、イラクの政府軍と国民のテロ組織に対する最近の勝利に触れ、「イランとイラクの協力の継続は、イラクや地域におけるテロ組織の出現を妨げることになる」としました。
一方のヒヤリ大臣も、「イランとイラクが調印した合意覚書は安全保障に関するもので、両国の利益に基づいている」としました。
ヒヤリ国防大臣は、22日土曜、イラン国防軍需大臣の正式な招待を受け、防衛代表団を率いてイランを訪問しています。
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