イラン外務次官が、イラク外相と二国間関係などについて会談

イラン外務省のジャーベリーアンサーリー・アラブ・アフリカ担当次官が、イラク・バグダッドで同国のジャアファリ外務大臣と会談し、地域の最新情勢をはじめ、二国間関係やテロ対策について検討しました。

ＩＲＩＢ通信によりますと、ジャーベリーアンサーリー次官は２２日土曜、イラクの政府関係者と会談するためバグダッド入りし、初めてジャアファリ大臣と会談しました。

ジャアファリ大臣はこの会談で、「イランは、イラクの政府と国民の同胞である」とし、特にテロ対策をはじめとする、様々な分野でのイランの絶え間ないイラク支援に謝意を述べています。

ジャアファリ大臣はまた、二国間関係の拡大を求めました。

ジャーベリーアンサーリー次官もまた、イラクとの関係強化を強調し、あらゆる形でイラクを支援する用意があることを表明しました。

ジャーベリーアンサーリー次官はこれ以前にも、イランとシリアの合同政治委員会の会合に参加し、地域の最新状況やシリアとの協力について検討するために同国を訪問しています。

なお、ジャーベリーアンサーリー次官はシリア訪問では、アサド大統領をはじめ、首相や外務大臣などのシリアの政府関係者と会談しています。