ヴェラーヤティ氏、「イランはアメリカの制裁を懸念していない」
7月 25, 2017 18:33 Asia/Tokyo
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ヴェラーヤティ最高指導者国際担当顧問
イランのヴェラーヤティ最高指導者国際担当顧問が、アメリカは、過去38年の間、いかなるときもイランに誠意を持って対応したことはないと強調し、「イランは、アメリカの制裁を懸念していない」と語りました。
ヴェラーヤティ顧問は、25日火曜、イランとロシアに対する新たな制裁の行使に向けたアメリカ政府の努力に触れ、「イランは、自負心を持ち、ロシアや中国などの多くの国と建設的な関係を有することで、自分たちの問題を推し進めることができる」と語りました。
アメリカ上院は、6月15日、イランとロシアに対する敵対的な行動を続ける中で、両国に対する新たな制裁を可決しましたが、イランとロシアの制裁に北朝鮮を含め【るようにとする】共和党の提案を受け、この法案の下院での採決は延期されました。
アメリカの上下両院は、22日土曜、この修正案について25日に可決することで合意しました。
アメリカのヘイリー国連大使は、最近、イランとロシアが、シリアの6年に及ぶテロリストの戦いで、シリアのアサド政権を支援していることに触れ、「トランプ政権は、シリアへの支援を理由にしたイランとロシアへの追加制裁を検討している」と強調しました。
シリア危機は、サウジアラビア、アメリカ、及びこれらの国に同盟するトルコなどの国の支援を受けたテロリストが、アサド政権転覆を目的に大規模な攻撃を開始したことにより、2011年から始まりました。
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