イラン航空宇宙機関長官、「イランのすべての宇宙活動は平和目的による」
(last modified Mon, 31 Jul 2017 08:53:48 GMT )
7月 31, 2017 17:53 Asia/Tokyo
  • イマームホメイニー航空宇宙基地
    イマームホメイニー航空宇宙基地

イラン航空宇宙機関のバフラーミー長官が、「衛星の打ち上げや利用など、イランの宇宙活動のすべては、平和目的で行われている」と語りました。

イルナー通信によりますと、バフラーミー長官は、30日日曜、記者団に対して、「イラン航空宇宙機関は、現在、国内の数箇所の大学と協力し、観測衛星の開発を行っており、衛星『パヤーメ・アミール・キャビール』はその例の一つで、1年以内に打ち上げられる予定だ」と述べました。

また、衛星「ザファル」も2年以内に打ち上げ準備ができるとして、「衛星『ドゥースティー』も打ち上げ待ちの状態であり、この打ち上げが行われることを希望している」としました。

イランは、27日木曜、テヘランのイマームホメイニー航空宇宙基地から衛星ロケット「スィーモルグ」を打ち上げることに成功しました。

このスィーモルグは250キロまでの衛星を、地上から500キロの軌道に乗せることが可能です。