イラン外相、「近隣諸国との友好関係の樹立はイランの優先事項」
(last modified Wed, 02 Aug 2017 10:51:55 GMT )
8月 02, 2017 19:51 Asia/Tokyo
  • ザリーフ外務次官
    ザリーフ外務次官

イランのザリーフ外務次官が、近隣諸国との相互尊重に基づく関係拡大はイランの優先事項だとしました。

ザリーフ大臣は2日水曜、イランの今期政権の最後の閣僚会議の傍ら、記者団に対し、サウジアラビアのジュベイル外務大臣との握手を国際会議での当然の行為だとし、「国際機関での会議においてこうした出来事はあたりまえのことで、このような会議に参加する人々は互いに接し合っている」と述べました。

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ザリーフ大臣は、「イランはサウジアラビアの多くの政策に反対しているものの、イランの政策は常に、近隣諸国と良い関係を築くことであり、彼らとの断交を追求していない」と語りました。

ザリーフ大臣はまた、アメリカによる核合意への違反に対するイランの報復措置について、「イランの最初の措置は、相手側による核合意の違反への報復措置に関する承認事項の可決であり、さらに、他の法的かつ政治的な措置も考案されており、相応しい時期に実行されるだろう」としました。