9月 06, 2017 18:38 Asia/Tokyo
  • ヴェラーヤティ最高指導者国際担当顧問
    ヴェラーヤティ最高指導者国際担当顧問

イランのヴェラーヤティ最高指導者国際担当顧問が、「イランの軍事施設は、国家安全保障の一部と見なされ、誰もこれらの施設を視察することはできない」と語っています。

IRIB通信によりますと、ヴェラーヤティ顧問は、6日水曜、IAEA国際原子力機関の天野事務局長による、イラン軍事施設の査察に関する最近の発言を受け、「天野事務局長は、過去から学び、アメリカの吹き込みの影響を受けるべきではない」と語りました。

天野事務局長は、以前、イランの軍事施設と非軍事施設への視察に違いはないと語っていました。

天野事務局長

 

ヴェラーヤティ顧問は、アメリカは、IAEAに、トランプ大統領の意に沿った発言を行わせようとしているとし、「このような発言によって、イランに反する行動を取ることはできない」と述べました。

さらに、アメリカは、核合意に違反しようとしているとし、「世界は、アメリカの核合意への違反に対抗している」と述べました。

イランと6カ国の核合意は、2016年1月から実施されています。

アメリカ政府は、核協議の一員でありながら、常に、核合意の実施を妨げようとしています。

タグ