イラン大統領、ベネズエラとの関係拡大を強調
9月 10, 2017 17:40 Asia/Tokyo
イランのローハーニー大統領が、イランとベネズエラの関係は、拡大に向かっているとしました。
ローハーニー大統領は、10日日曜、カザフスタンのアスタナで開催された、科学技術に関するOICイスラム協力機構の首脳会議の傍らで、ベネズエラのマドゥロ大統領と会談し、独立諸国間の協力の拡大と統一が重要だとし、「他国の問題への干渉と対立を引き起こすためのアメリカの動きが、長期に渡って続くことはない」と語りました。
また、世界におけるテロの問題に触れ、「地域でテロと戦っている国々の肯定的な成果により、イラクやシリアのテロリストの状況は悪化している。地域におけるテロリストの敗北により、外国の干渉の下地も制限されるだろう」と述べました。
さらに、「OPEC石油輸出国機構の加盟国と非加盟国、特にベネズエラによる、産油量の削減と原油価格の安定に向けた努力は、肯定的な結果につながっており、この努力を続けることが不可欠だ」と語りました。
一方のマドゥロ大統領もこの会談で、イランとベネズエラの関係のさらなる拡大と強化を求めました。
マドゥロ大統領は、アメリカによるベネズエラへの圧力に触れ、「ベネズエラの人々は、この6ヶ月、アメリカの干渉を目にしてきたが、統一の維持により、こうした圧力に抵抗するだろう」と語りました。
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