イラン大統領、「地域における国境線の変更は危険」
9月 19, 2017 13:25 Asia/Tokyo
イランのローハーニー大統領が、「イラクのクルド人自治区における、イラクからの分離独立の是非を問う住民投票の実施は、地域諸国における地理的な国境線の変更を目指す動きとされ、危険である」と語りました。
ローハーニー大統領は18日月曜、アメリカ・ニューヨークでの国連総会に出席する傍ら、国連をはじめとする世界の全ての人々に向かって、イラクの領土保全と憲法を強く支持するよう呼びかけるとともに、「地域の問題を解決するには、政治的な方法を追求すべきだ」と述べています。
また、「6カ国との核合意は、地域や世界の平和と安定にとってのよい見本となりえる。また、特に取り決めに反する動きを示す勢力に対して核合意を強化し、支持するというIAEA国際原子力機関と国連事務総長の責務は、きわめて重要だ」としました。
国連のグテーレス事務総長も、イラクのクルド人自治区での住民投票の問題に触れ、「シリアやイラクの分裂という現象はどのようなものであれ、地域の安定にとっての利益にはならず、国連は、地域における平和と安定の基盤の強化に向けて、イランと協力する用意がある」と語っています。
また、「イランは、核合意で定められた取り決めを全て遵守している」とし、核合意の全ての関係国がこの合意を完全に実施することの必要性を強調しました。
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