週刊イラン(音声)
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この1週間にイランで起こった出来事を振り返ってまいりましょう。 それでは、この1週間にイランで起こった主な出来事です。 イランのローハーニー大統領とザリーフ外務大臣が、国連総会に出席しました。 イランの聖なる防衛週間が始まりました。 核合意とこの合意に対するアメリカの行動を分析します。 そして、イランで新学年が始まりました。
(last modified 2025-10-27T05:05:03+00:00 )
9月 26, 2017 20:50 Asia/Tokyo

この1週間にイランで起こった出来事を振り返ってまいりましょう。 それでは、この1週間にイランで起こった主な出来事です。 イランのローハーニー大統領とザリーフ外務大臣が、国連総会に出席しました。 イランの聖なる防衛週間が始まりました。 核合意とこの合意に対するアメリカの行動を分析します。 そして、イランで新学年が始まりました。

イランは再び、シーア派3代目イマーム、ホサインの殉教を追悼するモハッラム月を迎えています。

モハッラム月の追悼儀式

今年も例年と同じように、イラン国民をはじめとする、イマームホサインを敬愛する人々が、モハッラム月の追悼儀式を準備しています。

イマームレザー聖廟のドーム

モハッラム月に入り、イラン北東部のマシュハドにあるイマームレザー聖廟のドームに掲げられている緑の旗が、追悼をあらわす黒い旗に取り替えられました。この黒い旗は、モハッラム月とその次のサファル月の間、63日間、イマームレザー聖廟のドームに掲げられます。イマームレザー聖廟の旗の色は、追悼期間は黒、祝祭の期間は緑となっています。

イラン軍の軍事パレード

イランイラク戦争の開戦日に合わせた聖なる防衛週間の特別な式典が、テヘランをはじめとするイラン全国で9月22日から始まりました。

 

9月22日は、イラクのサッダームフセイン政権によるイランへの攻撃が開始された日であり、防衛週間の始まりです。1980年9月、イラク軍はさまざまな武器を使ってイランに対する大規模な攻撃を開始しました。

 

聖なる防衛週間は、全身で敵に立ち向かった殉教者や戦士たちの献身の記憶をよみがえらせるものです。この1週間は、当時の英雄伝を築いたすべての人を称えるための機会です。

 

聖なる防衛週間の始まりと同時に、イラン軍の軍事パレードが行われ、軍備が披露されたことは、イランの友人と敵に明白なメッセージを与えました。そして、イランは地域の大国として、あらゆる侵略に応じる用意があること、理不尽な大国にも完全な力を持って応じることを示しました。イランの軍や革命防衛隊は、テヘランで行われた軍事パレードで、初めて、弾道ミサイル・ホッラムシャフルを披露しました。

弾道ミサイル・ホッラムシャフル

今週、イランのローハーニー大統領とザリーフ外相が、ニューヨークの国連総会に出席したことが、メディアの注目を集めました。

ローハーニー大統領

ローハーニー大統領は、この訪問で、国連総会で演説を行うとともに、政治関係者らと会談を行いました。大統領のニューヨークでの演説、インタビュー、会談は、平和と安全、協力、シオニストや地域のアラブ独裁政権の脅迫や軍事的な行動、ミャンマーのロヒンギャ族の今後に対する懸念といった問題に集中しました。

 

ローハーニー大統領は、昨年の国連総会でも、「イランは地域問題を解決する上で、各国の領土保全、主権、武力行使の回避を不可欠な事柄とみなし、対立の解消に外交的な可能性を活用することを強調している」と強調しました。

 

核合意とアメリカのこの合意への違反は、今年、国際レベルで多くの議論を招きました。

国連総会でのアメリカのトランプ大統領のイランに反する演説は、多くの批判を浴びています。

トランプ大統領

 

イランイスラム革命最高指導者のハーメネイー師は、先週日曜に行われた警察学校の卒業式で、核合意を巡るアメリカの不遜な態度について次のように強調しました。

ハーメネイー師

 

「核合意におけるあらゆる誤った行動は、イランの反応に直面するだろう」

 

ハーメネイー師はまた、先週木曜、専門家会議の議長、および、議員との会談で、イラン国民に悪意を抱く者たちの苛立ちの最大の理由は、地域や国際問題におけるイスラム体制の発展にあるとし、次のように語りました。

 

「アメリカのトランプ大統領が国連総会で行った演説は、アメリカ国民にとって誇れるものではなかった。アメリカのエリートたちは、このような演説や、あのような大統領を持つことを恥じ入り、それを表現すべきだ。アメリカは、何年も前から西アジア地域に関してシナリオを描き、それを新たな中東、あるいは大きな中東と呼んできた。このシナリオの中心は、イラク、シリア、レバノンだったが、そのいずれの国でも失敗に直面した」

 

トランプ大統領は、今年の国連総会の演説で、外交慣習から外れた発言を行い、核合意のほかの国とは異なる立場によって、この合意を最悪の合意と呼び、アメリカにとっての恥だとしました。

 

トランプ大統領はまた、地域のテロとの戦いの中心にいるイランを、テロへの支援で非難しました。

 

トランプ大統領の反イランの発言は、アメリカが、国際社会の利益に反した方向に進んでいることを示しました。アメリカの核合意に対する非論理的な行動も、そのことを示しています。ローハーニー大統領は、ニューヨークでの、アメリカの外交政策関係者との会談で次のように語りました。

 

「国際的な合意が、誰かの好みによって踏みにじられれば、それは世界が混乱や軍事力に導かれることを意味する」

 

G77・77カ国グループも、先週金曜、声明を発表し、核合意への支持とイランに対する制裁解除の必要性を強調しました。

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秋の始まりにあたるイラン暦メフル月から、イランでは新学年が始まります。今年もメフル月の1日から新学年が始まりました。

ローハーニー大統領

 

メフル月1日にあたった今月23日、イラン全国の学校で新学年、新学期が始まりました。ローハーニー大統領は、始業式で次のように語りました。

 

「新学期の始業の鐘は、新たな階段に向かう始まりである。最後の一段を上った後に、社会における活動や努力に入るための力や知識をつける必要がある。若者たちは、現在、国家の将来にとって貴重な財産であり、イランの未来を築く人々である。若者たちは、知識や学問の分野で好ましい前進を遂げている。これまでにも、さまざまな学術分野で多くの成功を収めてきた」

学校