イラン自動車大手サイパと韓国のヒュンダイの間で第２の協力協定が締結

６速オートマチックトランスミッション自動車のギアボックスの製造を目的とした第２の協力協定が、イランの自動車メイーカー・サイパと韓国のヒュンダイパワーテックにより調印されました。

ＩＲＩＢによりますと、両者の第１の協力協定は、今年３月に調印されています。

また、イランの他の自動車大手・イランホドロー社も、今月２４日、ヒュンダイパワーテックと２社間の協力協定を締結しました。

この協定はイランホドローのイェッケザーレ社長と、ヒュンダイパワーテックのキム社長により調印され、これにより、ヒュンダイパワーテックが製造する最新の６速オートマチックトランスミッション自動車のギアボックスが、イランホドローの製品に据え付けられることになります。

ヒュンダイパワーテック社は、年間３７０万個に上る、オートマチックトランスミッション自動車のギアボックスを製造しています。この種のギアボックスは排気ガスの排出や燃料消費に関する最新の国際基準を満たしており、世界で最も使用されているギアボックスの１つです。

現在、ヒュンダイパワーテックの製品は、韓国のほか、アメリカ、メキシコ、中国で製造され、組み立てられており、同社の製品は近い将来、イランのサイパ社やイランホドロー社の製品にも使用される見込みです。