EU上級代表、「核合意に関する再協議はあり得ない」
11月 09, 2017 19:28 Asia/Tokyo
EUのモゲリーニ外務・安全保障政策上級代表が、ミサイルや地域の問題は、核合意の枠内を越えたものであり、この合意に関する再協議はありえないとしました。
イルナー通信によりますと、モゲリーニ上級代表は、8日水曜、ベルギー・ブリュッセルで、「アメリカの脅迫に関わらず、イランと6ヶ国による核合意を維持することができるだろう」と語りました。
また、イランとの対立の焦点となっている、核問題に関係がないミサイル計画などの問題は、別途に審理されるべきであると強調し、「核合意はこのまま維持されるべきだ」としました。
さらに、「イランはIAEA国際原子力機関と非常に良好な形で協力している」と述べました。
アメリカはこの数週間、核合意はイランの利益のみを確保するものだと強調し、この合意の破棄やその内容の変更を求めています。