11月 14, 2017 17:01 Asia/Tokyo
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IAEA国際原子力機関が、新たな定例報告の中で、イランが核合意を遵守していることを認めました。

ファールス通信によりますと、IAEAの天野事務局長は、13日月曜、9回目の報告で、イランが核合意の取り決めを実施していることを認めました。

天野事務局長の定例報告では、イランのウラン保有は核合意の規定を下回るとされています。

天野事務局長は、また、イランは重水の保有の上限を遵守しているとしています。

IAEAはこれまで8回の定例報告で、イランが核合意を遵守していることを認めています。

この報告は、トランプ大統領がイランの核合意遵守を認めなかった後で、初めて出された定例報告です。

ナジャフィIAEA大使

イランのナジャフィIAEA大使は、「IAEAの新たな報告は、アメリカの主張に反して、改めて、イランの核活動が完全に核合意に沿ったものだということを認めている」と語りました。

核合意は2016年1月から発効しましたが、アメリカは参加国のひとつでありながら、常に核合意に違反しています。

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