11月 22, 2017 21:43 Asia/Tokyo
  • ザリーフ大臣、国連のマーク・ローコック人道問題担当国連事務次長
    ザリーフ大臣、国連のマーク・ローコック人道問題担当国連事務次長

イランのザリーフ外務大臣が、「イランは、イエメンとシリアの人々に対する人道支援の提供を緊急の優先事項と考えている」と語りました。

IRIB通信によりますと、ザリーフ大臣は21日火曜、テヘランで国連のマーク・ローコック人道問題担当国連事務次長と会談した際、イエメンでの衝突を停止し、同国の人々に対する人道支援物資の送付に相応しい条件を整えるよう求めています。

一方、ローコック次長も、戦争によるイエメンでの人道状況の悪化や飢餓の拡大に触れ、イエメンの人々が早急に人道支援を必要としていることを強調しました。

サウジアラビアは、イエメンのハーディ元大統領を政権に復帰させるため、アメリカの支援を受けて2015年3月からイエメンを軍事攻撃し、全面的に封鎖しています。

この攻撃により、イエメンではこれまでに1万3000人以上が死亡、数万人が負傷したほか、数百万人が住む家を失い、インフラが破壊されています。

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