イラン統合参謀本部、「抵抗戦線はシオニズムが消滅し、アメリカ軍兵士が地域から撤退するまで、強化を続ける」
11月 25, 2017 17:39 Asia/Tokyo
イラン統合参謀本部のジャザーイェリー報道官が、「抵抗戦線はシオニズムが消滅し、アメリカ軍の最後の兵士が地域から撤退するまで、強化を続ける」と語りました。
イルナー通信によりますと、ジャザーイェリー報道官は、アメリカの代理戦争の傭兵に対して、イスラム抵抗戦線が勝利したことに触れ、「アメリカと国際的なシオニズムは、イスラムのイメージを損ねる目的で、テロ組織を立ち上げ、恐るべき非人道的な犯罪を起こし、それを全世界に広めることによって、悪しき計画を実施している」と述べました。
また、1979年のイスラム革命の勝利当初から現在まで、国の分割、クーデター、戦争の強制、制裁、レバノンのシーア派組織ヒズボッラーとの戦争、シリアとイラクなどの国の占領と分割、アメリカと国際的なシオニズムを筆頭とした世界の覇権主義のイスラム革命に対するすべての陰謀は、人々の抵抗と、イスラム革命最高指導者の指導により、失敗に終わっているとしました。
さらに、「地域における平穏や平和、安定の確立に必要な条件とは、アメリカ軍の地域からの撤退であり、これは、地域の合法的な政府と国民の連帯と団結によって実現する」と強調しました。
ジャザーイェリー報道官は、アメリカ政府は地域の破壊的な戦争の立案者、後方支援者として、標的にした国と人々に対する損害や、虐殺、破壊行為の全ての責任を負っているとして、「アメリカ政府関係者はシリアのアサド政権に対する戦争犯罪者として処罰されるべきだ」と語りました。
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