テヘランで、来月上旬に70カ国の参加によるイスラム団結国際会議が開催
11月 28, 2017 20:49 Asia/Tokyo
イスラム宗派間接近国際会議のアラーキー事務局長が、来月の5日と6日にテヘランで第31回イスラム団結国際会議が開催されることを明らかにし、「この国際会議には、70カ国から250人のゲストが参加する予定だ」と語りました。
アラーキー事務局長は28日火曜、IRIB通信のインタビューで、「今回の会議では、イスラム諸国の宗教界や学術界の要人、外相などの閣僚も参加することになっており、これらのゲストのほとんどが、今回の会合に初参加することになる」と述べています。
また、「イスラム世界から250人もの要人がこの会議に出席することは、イスラム世界が同調しつつあり、覇権主義との戦いや敵による分裂を狙った陰謀の粉砕を決意していることを物語っている」としました。
さらに、シリアとイラクで最近、抵抗戦線が勝利を収め、テロ組織ISISの支配が崩壊したことに触れ、「抵抗戦線の勝利により、イスラム世界の同調に適した下地が生まれており、いつの時代にも増して団結の旗を高く掲げている」と語っています。
スンニー派のイスラム暦では、来月1日に当たるラビーオルアッワル月12日がイスラムの預言者ムハンマドの生誕日とされ、一方のシーア派では来月6日に当たるラビーオルアッワル月17日が預言者の生誕日とされています。
イスラム暦のラビーオルアッワル月に12日から17日までは、イランイスラム革命の指導者ホメイニー師の提唱により、イスラム団結週間に制定されています。