健康の分野におけるイランと日本の協力が拡大

イランのハリールチー保険医療教育副大臣が、健康の分野におけるイランと日本の協力拡大を明らかにしました。

イルナー通信が、イラン保健医療教育省の話として伝えたところによりますと、ハリールチー副大臣は、12日土曜、イラン駐在の小林日本大使との協力合意書の調印式で、両国の協力拡大が、健康サービスの分野における変化につながるよう期待感を表明しました。

また、「日本政府による2つの病院の建設に対し、両国の関係者が肯定的な見方を持っていることに注目し、この合意がより速やかに実施されるよう期待している」としました。

さらに、「イランと日本の経済大臣によって、日本の100億ドルの支援に関する合意書が調印された。大きな病院の建設、最新の情報技術の設備や管理に関しても日本と協力が行えるよう望んでいる」と述べました。

ハリールチー副大臣は、近隣諸国の市場と、アフガニスタン、イラク、レバノンといった国の医療制度が、医療サービスを受ける上でイランに依存していることに触れ、二国間協力がさらに拡大するよう期待しているとしました。