イラン大統領、「トランプ大統領の聖地に関する決定は、地域の新たな緊張を生み出す」
12月 13, 2017 22:58 Asia/Tokyo
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ローハーニー大統領
イランのローハーニー大統領が、「トランプ大統領の聖地ベイトルモガッダス・エルサレムに関する決定は、地域に新たな緊張を生み出す」と語りました。
ローハーニー大統領は、12日火曜、57カ国の首脳が参加する、OICイスラム協力機構のベイトルモガッダスに関する緊急会合に参加するため、トルコ・イスタンブールを訪問しました。

ローハーニー大統領は、トルコに向けて出発する前に、記者団のインタビューを受け、アメリカのトランプ大統領の大使館移転は違法行為だとして、「この計画は、シオニストとアメリカのイスラム世界に対する陰謀の一部だ」と語りました。
さらに、「もし、イスラム教徒が、団結を維持すれば、この決定に抵抗し、イスラム教徒とパレスチナ人に大きな勝利をもたらすことができる」と語りました。

ローハーニー大統領は、パレスチナはイスラム教徒最大の問題だとして、「現在、イスラム教徒には団結と統一の道しか残されておらず、皆が団結して、アメリカのこの誤った決定に抵抗し、これを非難すべきだ」と語りました。
また、ベイトルモガッダスは、イスラム教徒、キリスト教徒、ユダヤ教徒のものであり、よそ者はシオニストだとしました。
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