1月 03, 2018 19:21 Asia/Tokyo
  • イラン国民のイスラム体制を支持するデモ行進(3日水曜)
    イラン国民のイスラム体制を支持するデモ行進(3日水曜)

イランの人々が、国内の各都市で大規模な抗議行進を実施し、敵の新たな陰謀と、暴徒たちによる公共の財産の破壊に対する怒りと嫌悪を示しました。

先月28日から、イランの複数の都市で、市民が集会を実施し、スローガンを唱和して、政府の監視の不徹底や一部の商品の値上げ、破綻した金融機関の預金者への返金がなされないことなどに抗議しました。

一部の外国のメディアや、イランの反体制テロ組織モナーフェギンなどの支持のもと、これらの抗議行動の一部は扇動者により暴動に発展しました。

 

イランの人々は、3日水曜から西部イーラーム州の町デフロラーン、南西部アフワーズ、西部ハメダーン州、ロレスターン州、ケルマーンシャー州、テヘラン西部アルボルズ州、中部イスファハーン州、中部マルキャズィーなどの各地において、大規模な抗議行進を行い、敵の新たな陰謀や、イランに内部対立を起こそうとする扇動行為を非難しました。
イラン国民のイスラム体制を支持するデモ行進(3日水曜)

 

この抗議運動への参加者はまた、「アメリカに死を」、「イスラエルに死を」といったスローガンを唱え、国内の一部の都市での騒乱の収束を求めました。

イラン国民のイスラム体制を支持するデモ行進(3日水曜)

 

また、イランの体制責任者に対しても、金融・経済面での汚職への真剣な対処、そして失業者をはじめとする人々の経済問題の解決を考えるよう求めています。

イラン国民のイスラム体制を支持するデモ行進(3日水曜)

 

イランの一部の都市での騒乱を非難する市民の抗議行進は、4日木曜と5日金曜にも開催される予定です。

イラン内務省の治安警察担当次官も、市民の協力と治安部隊の努力により、一部の地域での騒乱はまもなく収束する、と語りました。

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