10月 07, 2024 12:42 Asia/Tokyo
  • イスラエル指導部が懸念する逆移住 先行き不透明とアイデンティティ欠如で加速
    イスラエル指導部が懸念する逆移住 先行き不透明とアイデンティティ欠如で加速

シオニスト政権イスラエル占領地で行われた調査の結果から、同地域から占領地外への逆移住が増大していることが判明しています。

イスラエル最大のデータ企業Kantarが実施した世論調査によりますと、同政権の占領地の住民の4分の1が過去1年間にこの地を離れることを考えたことがある、と答えています。パールストゥデイによりますと、これに関連して、イスラエル公共放送KANは、昨年10月7日の対イスラエル作戦「アクサーの嵐」の開始前より占領地からの逆移住の件数が明らかに増加しており、占領地を離れる人の数も近年、この地域に移住してくる人々の数を大きく上回っている、と報じました。

シオニスト系新聞「ハアレツ」も今月5日、過去数カ月間に2190人のシオニストが占領地から逃亡したことを認めています。さらにこの報道は続けて、「シオニストらは占領地に戻るつもりはなく、オランダに定住している」と報じています。

パレスチナ抵抗組織による「アクサーの嵐」作戦の開始からのこの1年間で、イスラエル占領地から海外に移住する人々の数は急増しています。占領地からのシオニストの脱出・逆移住の主な原因は、経済状況の悪化と占領地の治安の欠如、そしてアイデンティティの欠如とされており、これらの出来事はシオニスト政権当局の間で懸念を巻き起こしています。

 

 


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