1月 03, 2018 22:45 Asia/Tokyo
  • イランの暴動
    イランの暴動

チェコ保安・情報庁の事務局長が、「西側諸国やシオニスト政権イスラエル、そしてイラク・クルド人自治区やアフガニスタン西部ヘラートに駐在する一部アラブ諸国の代表者が、国内に因子を送り込み、イランでの騒乱の音頭を取る役割を担っている」と語りました。

レバノンのニュースサイト、エルナシュラによりますと、国連人権高等弁務官事務所のアブーサイード中東担当官と、チェコ保安・情報庁の事務局長は、「イラン西部地域での騒乱で、暴徒たちを直接誘導しているのは、西側諸国やアラブ諸国、シオニスト政権イスラエルの高官らで結成された委員会に加え、これらの騒乱を誘導した主要な責任者は、ペルシャ湾岸諸国の1つの代表者である」と表明しています。

国連人権高等弁務官事務所のアブーサイード中東担当官

アブーサイード担当官はまた、「第2の本部は、アフガニスタンのヘラートにあり、これはイラン東部での騒乱の誘導を担当していて、ここには、イスラエルやアラブ諸国の担当官のほか、イラン国内の因子やジェイショルアドルと呼ばれる組織の代表者もいる」としました。

さらに、「このような騒乱や、その誘導は他国への内政干渉を禁じる国際法や国連憲章に違反するものである」とされています。

先月28日から、イランの複数の都市で、市民が集会を実施し、スローガンを唱和して、政府の監視の不徹底や一部の商品の値上げ、預貯金の預け先の破綻による元金の返金がなされないことなどに抗議しました。

一部の外国のメディアや、イランの反体制テロ組織モナーフェギンなどの支持のもと、これらの抗議行動の一部はこの動きに便乗する扇動者により騒乱に発展しました。

イラン国民のイスラム体制を支持するデモ行進(3日水曜)

 

イランの人々は、先月27日から西部イーラーム州の町デフロラーン、南西部アフワーズ、西部ハメダーン州、ロレスターン州、ケルマーンシャー州、テヘラン西部アルボルズ州、中部イスファハーン州、中部マルキャズィー州などの各地において、大規模な抗議行進を行い、敵の新たな陰謀や、イランに内部対立を起こそうとする扇動行為を非難しました。

 

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