アメリカ政府関係者が干渉的な発言を続ける
1月 03, 2018 23:10 Asia/Tokyo
イランの状況が平穏化する中で、アメリカ政府関係者は、騒乱を起こす人物をあおリ、引き続き干渉的な発言を行っています。
アメリカのペンス副大統領は、この状況を悪用する中で、イスラム革命防衛隊に対する抵抗を呼びかけました。
また、サンダース・ホワイトハウス報道官は、騒動を起こす人物による機会を悪用し、「イランに対する核関連の制裁を復活させる上でのあらゆる選択肢が机上にある」と語りました。
CNNは、トランプ大統領は、最近のイランの騒乱を核合意の破棄の機会として利用する可能性があると伝えました。
イランに関する国連安保理会合を開催する、アメリカのヘイリー国連大使の呼びかけに対して、安保理議長は否定的な回答を出しています。
ヘイリー国連大使はイランに関する根拠のない主張を繰り返すことで、一部のイランの都市で破壊行為を行う人物を支援しました。
また、イランに対する干渉を続けることを強調し、外国によって扇動された人物は一般人だとしました。
こうした中、国連のグテーレス事務総長は、この数日間の騒動に反応する声明の中で、騒動を起こす人物が治安部隊の隊員を武器で攻撃した事件には触れず、暴力の緩和を求めました。
グテーレス事務総長は、イランの人々の、意見を述べる平和的な集会を行う権利は尊重されるべきだとしました。
イラン当局は常に、平和的な集会の開催の自由を強調しています。