ウォールストリートジャーナル、「アメリカの協議に向けた努力にイランは無関心」
2月 09, 2018 16:35 Asia/Tokyo
アメリカの新聞ウォールストリートジャーナルが、アメリカは、イランとの問題の解決のため、外交手段に依拠しているが、イランはこれまで反応を示していないと主張しました。
ウォールストリートジャーナルのインターネットサイトによりますと、イランに対して制裁や圧力を加えるアメリカの政策は、失敗に直面しており、トランプ政権はイランとの協議を行うつもりだということです。
この報告によりますと、アメリカ・ホワイトハウスは昨年12月、イランとのチャンネルを使って、メッセージを送り、収監者の釈放の問題を理由に、ホットラインの開設を求めました。
さらに、この要請と、協議を開始する上でのアメリカの3つの提案から2ヶ月以上が経過しているものの、イランはこれに対して何の反応も示していないとしています。
一方で、トランプ大統領が就任し、イランに対する政策がより攻撃的になり、常に核合意に対して強硬な態度を取っている中で、この政策は失敗に直面しています。
アメリカのゴールドスタイン国務次官も、これ以前に、アメリカはイランの関係者と協議を行いたいと考えていると強調しました。
イランと6カ国の核合意が2016年1月から実施されている中、アメリカ政府は核合意の参加国でありながら、イランに対する敵対政策を続ける中で、常に核合意に違反しています。
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