イメージが語るイラン
イラン西部ザンジャーン州「魔神の煙突」
May 02, 2020 03:54 Asia/Tokyo
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魔神の煙突の奇観
イラン西部ザンジャーン州マーフネシャーン行政区から20キロのところに、「魔神の煙突」と呼ばれる大自然の景勝地があります。
これは、地質学上「土柱」(英;Hoodoo)と呼ばれるもので、ややキノコ型に似ており、礫や砂からなる段丘礫層(土柱礫層)が風雨により侵食され柱状になり、その上に別の石が乗ったものです。
今回ご紹介するザンジャーン州の「魔神の煙突」は、粘土を含む土が圧縮されて地上に突き出た上に、長年に渡る侵食で現在のような形状になっています。この土柱の最上部には、平坦な石板が乗っており、距離を置いてみると煙突のように見えます。この土柱の足元には、古い砦があり、この地域が地質学上相当に古い年代に属することを物語っています。
この土柱を通り過ぎると、ベヘスターンと呼ばれる大きな城砦の廃墟に行き当たります。この城砦には、64の室と階段状の2つの通路があります。この城砦の外観は、それぞれくっつき合った複数の煙突が立ち並んでいるかのようです。この城砦の下部には、いくつもののぞき窓のような穴があって、なんとも神秘的な雰囲気をかもし出しています。この城砦が造られたのは、サーサーン朝時代と言われていますが、実際に使用されていたのは12世紀~14世紀とされ、山を掘削して室が造られるという構造になっています。
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