イラン統合参謀本部議長、「イランとシリアは、停戦決議を遵守する」
2月 25, 2018 19:23 Asia/Tokyo
イラン統合参謀本部のバーゲリー議長が、「イランとシリアは、シリアにおける30日間の停戦に関する国連安保理の決議を遵守する」と語っています。
国連安全保障理事会は、24日土曜、シリアで30日間の停戦を行い、封鎖下にある地域への人道支援を届けるための決議を採択しました。
この決議では、ロシアの圧力により、アルカイダ、ヌスラ戦線、ISISなどのアメリカが支援するテロ組織は、停戦の対象外とされました。
バーゲリー議長は、25日日曜、記者会見で、シリアの首都ダマスカス郊外における30日間の停戦決議について、「ダマスカス郊外のテロリストに占領されている地区は、停戦には含まれておらず、そこでのテロ掃討作戦は続けられる」と語りました。
また、「シリアの安全と安定を求めていない人々は、シリア政府軍がダマスカス近郊のテロリストを掃討しようとしていることを知ったとき、停戦実施の主張により、テロリストを支援しようとした」としました。
バーゲリー議長はさらに、「シリア政府軍は、テロリストを完全に掃討し、ダマスカスの人々の安全を確保しようとしているが、これまでに、テロリストからダマスカスに対して1200発の迫撃砲が発射され、人々の平穏や安全が乱されている。そのため、この地域でテロリストの掃討が行われるべきだ」と語りました。
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