イランが、サウジ皇太子の発言に反応
(last modified Sat, 31 Mar 2018 07:51:28 GMT )
3月 31, 2018 16:51 Asia/Tokyo
  • イラン外務省のガーセミー報道官
    イラン外務省のガーセミー報道官

イラン外務省のガーセミー報道官が、サウジアラビアのムハンマド皇太子の最近の発言に反応し、このような未熟者の皇太子の発言で、地域におけるサウジアラビアの犯罪行為から世論の視線をはずさせる事はできない、としました。

イルナー通信によりますと、ガーセミー報道官は30日金曜、今後10年から15年にわたりイランと戦争を行うとした、ムハンマド皇太子の最近の不遜な発言に反応し、「ムハンマド皇太子は、戦争の何たるかについて知らず、イランの歴史や力を認識していない」と語っています。

さらに、「このような発言に走るよりも、サウジアラビアの有識者が経験や民族の知恵を、経験の浅いこの皇太子に教え込み、彼よりも偉大でアラブ世界の主を自称し、アラブ世界の全ての首脳や全世界の支援を受けていたイラクの独裁者サッダームさえもが、勇敢で偉大なるイラン国民の前に屈した事実を思い起こさせるのが得策である」と述べました。