イランがポリサリオ戦線への支援を否定
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イラン外務省のガーセミー報道官が、在アルジェリア・イラン大使館が西サハラのポリサリオ戦線を支援しているというモロッコの主張を否定しました。
(last modified 2025-06-22T07:17:28+00:00 )
May 02, 2018 19:02 Asia/Tokyo
  • イラン外務省のガーセミー報道官
    イラン外務省のガーセミー報道官

イラン外務省のガーセミー報道官が、在アルジェリア・イラン大使館が西サハラのポリサリオ戦線を支援しているというモロッコの主張を否定しました。

モロッコは、西サハラのポリサリオ戦線の支援によりイランを非難し、イランとの関係を断絶しました。

ロイター通信によりますと、モロッコ政府は1日火曜、「イランとの国交断絶を決定した」と発表しました。

モロッコ外務省は、在イラン・モロッコ大使館は閉鎖され、首都のラバトに駐在するイラン大使に対しても国外退去要請が出されたとしました。

モロッコ政府は、レバノンのシーア派組織ヒズボッラーがポリサリオ戦線を訓練していると主張しました。

在アルジェリア・イラン大使館も、2日水曜、声明を発し、ポリサリオ戦線の活動とイラン大使館の関係に関するモロッコの主張を断固否定しました。

ポリサリオ戦線は、イランの支援に関するモロッコの主張を否定しました。

 

ヒズボッラー

 

ヒズボッラーも1日、この反イランの非難に反応する中で、この非難は、アメリカ、シオニスト政権イスラエル、サウジアラビアの圧力に屈する形で出されたと表明しました。

西サハラはスペイン領でしたが、1975年にモロッコによって併合されました。一方で、ポリサリオ戦線は、この地域の独立を求めています。

ポリサリオ戦線は、数ヶ月前、西サハラの独立問題に関して、モロッコ当局との直接対話に応じる用意を示しました。