イラン外務省、「アメリカは核合意を離脱すれば、大きな代償を支払う」
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イラン外務省のガーセミー報道官
イラン外務省のガーセミー報道官が、核合意から離脱した場合、アメリカは大きな代償を支払うことになるとしました。
IRIB国際放送によりますと、ガーセミー報道官は、7日月曜、定例記者会見で核合意の今後と、アメリカがこの国際合意を離脱する可能性について、「核合意の離脱は容易にできることではない」と語りました。
また、トランプ大統領の就任から、核合意の離脱が提示されてきたとして、「あらゆるシナリオが想定されており、アメリカは核合意の離脱により大きな代償を支払うことになる」と述べました。
さらに、「アメリカの約束違反は目新しいことではないが、アメリカの核合意の離脱は、アメリカとの約束には確証をもてないという、よりはっきりとしたイメージを示すことになる」としました。
ガーセミー報道官は、「イランははじめに核合意に違反する国にはならない。一方で、今後、この合意がイランにとっての利益にならなければ、これに関して決定を下すことになる」と強調しました。
また、核合意に関するイランとヨーロッパの新たな合意を否定し、「最近イタリア・ローマで行われた協議は、イエメン危機の政治的解決に至るためのイランとヨーロッパ4カ国のミュンヘン安全保障会議を引き継いだものだった」と語りました。
さらに、イエメン危機は国際社会の大変深刻な悲劇であり、イエメンの抑圧された人々はサウジアラビアの侵略に苦しんでいるとしました。
ガーセミー報道官は、モロッコによるイランとの国交断絶に関するIRIB国際放送記者の質問に答える中で、「モロッコの政府関係者によって主張された事柄は、納得できる論理的な根拠がまったく存在しない」と述べました。
また、「モロッコのブリタ外相は、イランのザリーフ外務大臣との会談で、調査の後、これが誤った主張であり、何の根拠もないと確認された必要な回答を受け取った」としました。