イラン外相、核合意に関してヨーロッパ側と話し合いを継続
https://parstoday.ir/ja/news/iran-i43668
イランのザリーフ外相と、EUのモゲリーニ外務安全保障政策上級代表、ノルウェーのソーライデ外相が、電話会談を行い、核合意について話し合いました。
(last modified 2025-06-22T07:17:28+00:00 )
May 12, 2018 18:34 Asia/Tokyo
  • イランのザリーフ外相
    イランのザリーフ外相

イランのザリーフ外相と、EUのモゲリーニ外務安全保障政策上級代表、ノルウェーのソーライデ外相が、電話会談を行い、核合意について話し合いました。

ザリーフ外相は11日金曜、モゲリーニ上級代表とソーライデ外相のそれぞれと電話会談を行う中で、イラン国民が核合意による利益を享受する上で、EU側が保障を与えるよう求めました。

ザリーフ外相はまた、今月15日、ベルギー・ブリュッセルでドイツ、イギリス、フランスの外相と核合意の継続とイランの利益の保障についての会談を行う予定となっており、モゲリーニ上級代表もこの会談に出席する予定です。

さらに、13日日曜と14日月曜にも、北京とモスクワで中国、ロシアの外相と会談を行います。

モゲリーニ上級代表は、11日、イタリア・フィレンツェで記者会見を行い、核合意は効果的で、EUは核合意維持を決意しているとしました。

イランの政府高官は、アメリカの核合意離脱後、明確に、核合意に参加するヨーロッパ3カ国が実質的な決定を行わず、この合意によるイランの利益を完全な形で守らない場合、イランは断固とした決定を下すことになると強調しました。