ドキュメンタリー・イラン(2);南東部チャーバハール海岸
7月 27, 2019 23:40 Asia/Tokyo
今回は、イラン南東部にあるチャーバハール港湾の美しい海岸をご紹介してまいりましょう。
●ここは、オマーン海に面したイラン南東部スィースターン・バルーチェスターン州チャーバハール港湾です。
ここは、水深100メートルの海中に生息する驚くべき生物の数々や、躍動する未知なる世界となっています。
●多種多様な魚や、緑色の海草の生えた岩が天然の水族館を生み出しており、見る者をうならせます。ここに生息する水生生物は、単独あるいは集団で生活しています。
オマーン海には、食用あるいはそれ以外の多種多様な魚類のほか、カニやロブスターなどの甲殻類はカニ、貝類、ヒトデなとが生息しており、それらは旧来からこの海域に生息しています。
大変興味深いことに、イランは水生生物の多様性の面でも特別な位置づけにあります。
様々な水揚げ物は、イラン国内で食用、あるいは産業用に消費されるほか、国外へも輸出され、このことはイランの国家経済の維持発展にも大きく寄与しています。
海水の流れにより、石灰などが堆積し、それらの堆積物は小さなの魚にとって適切な生息環境を生み出しています。
さんご礁も、多数の水生生物が集まる場の1つであり、それらは軟サンゴと硬サンゴに分かれます。
岩肌の表面に形成されるさんご礁は、塩分濃度が高く、水質がよく、また浅瀬で日光が届く暖かい海域という特別の条件のもとで生じます。
イラン南東部の海域で最も重要な水生生物は、マグロやロブスター、ナマコなどです。
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