イラン外務省報道官、「核合意は維持される」
-
イラン外務省のガーセミー報道官
イラン外務省のガーセミー報道官が、「アメリカの核合意離脱にも拘わらず、この国際合意は今後も維持され、協力方法に関する協議が続けられる」と語りました。
ガーセミー報道官は、25日月曜、定例記者会見で、核合意の状況の悪化に関する一部の発言について、「核合意は安定した状況にある」と強調しました。
また、「アメリカのトランプ大統領は、核合意という国際的な合意におけるアメリカ政府の取り決めを受け入れることができず、この合意から離脱し、約束を破らざるを得なかった」としました。
さらに、OPEC石油輸出国機構の最近の総会での、ロシアとサウジアラビアの増産に関する話し合いについてのIRIB国際放送記者の質問に対し、OPECと石油に関する問題は、石油省の管轄であり、常にこの問題に関してしかるべき責務を果たしているが、「外務省は、必要であれば、ロシア側とOPECの増産に関して意見交換を行う」と語りました。
ガーセミー報道官は、イエメン危機の継続についても、イランは常に、サウジアラビアによるイエメン攻撃を非難してきたとし、「イエメンは、人道的な危機に入っており、国際機関やヨーロッパ諸国は、この危機を停止させるため、即時に適切な措置を講じるべきだ」としました。
また、「イランは、他国の政府と連絡を取り、イエメンの人々に人道支援が届けられるよう、イエメンの虐げられた人々の声を世界に届けようとしている」と強調しました。
さらに、アメリカによる、イランの資産20億ドルの凍結についての国際司法裁判所への提訴について、「10月8日と9日に、この問題に関する裁判が行われる予定だ」と語りました。
ガーセミー報道官は、アメリカとヨーロッパの貿易戦争と、ヨーロッパがイランに近づいていることについて、「地域の協定はその目的を追求し、他国との協力は、国益に基づいて調整される。そのため、すべての問題につながりを持たせるべきではない。現状において、ヨーロッパとアメリカの関係と、ヨーロッパがイランに近づいたことについて分析することはできない」と述べました。
さらに、ヨーロッパからイランへの提案、この提案におけるロシアと中国の役割について、「アメリカが核合意から違法に離脱した後、この協議を続けるためのイラン、ヨーロッパ、ロシア、中国の協議が形作られた。、提案も、ヨーロッパ、中国、ロシアが認めるものでなければならない」と述べました。